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2013年度作品「祀鬼祭(しきさい)」

作品テーマ「大須観音の守り神である鬼面」

名古屋市中区には日本三大観音の一つとされる「大須観音」という大きな観音様があります。
大須観音には古来より守り神として、鬼面が祀られていると伝えられています。
この「祀鬼祭」という作品では、芸どころとして知られる名古屋の芸達者達によって 鬼面を祀り、鬼と共に舞い踊る、大きな祭りを繰り広げます。

歌詞

過ぎ去りし月日に 想い恋い焦がれて
仮初めの道…

弔い拒み 微睡み奪う

汚れを禊ぎ 彩り放ち 天の下へ
幾千の想いを込め 祈り恋う
時を分かち踊る 熱き神楽人

2012年度作品「遊女濃阿戸(ゆめのあと)」

作品テーマ「徳川宗春によってつくられた、夢の都・芸どころ名古屋」

尾張藩第七代藩主・徳川宗春によって作られたとされる、
芸どころ・名古屋。
質素倹約の時代に繁栄し、唯一、夢の都と呼ばれた名古屋の姿。
そして徳川宗春その人を表現します。

この「遊女濃阿戸」に登場する徳川宗春公は、享保の改革が行われる江戸時代中期、幕府からの質素倹約令が強まる中、「行き過ぎた規制は庶民を苦しめる」という考えの元、廃れていた名古屋の都を盛り立て、 民衆から大変慕われたと伝えられています。
諸説に寄ると、幕府に反するようなその政治によって、隠居謹慎を命じられてしまったと云います。
作品は宗春の謹慎後、それを悲しんだ民衆達が宗春のことを想い、 自らの力と芸で都を再び活気づけていったという、私達の創作物語によって表現されています。

歌詞

慕情の暁 刹那に恋う 夢の続きを

夢の浮き橋を渡り (恙無く超えて)
神楽人は踊る (火の如く)

想いを乗せて 今
夢のあと 遥か遠く
さだめの先へ還す
想いを乗せ 神楽人は夢のあと

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